妊婦さんの便秘の困った症状、腹痛とハリ

 

妊娠と同時に、腹痛には敏感になります。

 

妊娠初期の段階で流産してしまう切迫流産、妊娠後期に早く生まれてしまう可能性のある切迫早産は、多くは腹痛から始まるからです。

 

妊婦さん

 

便秘の腹痛・ハリはなぜ起きる?

便秘とは、固くなった便が腸管に詰まって排泄されなくなることです。排泄されなくなると、腸内では悪玉菌が優勢になります。

 

善玉菌は食物を発酵させ、悪玉菌は食物を腐敗させます。発酵した食物を食べると体には良いことが起きますが、腐敗した食べ物を食べると食中毒などの症状を起こします。腐敗を起こすと、ガスが発生しやすくなります。

 

健康な人でも、腸内でガスは発生します。平均1日3.5Lほどは発生しているといわれています。

 

おならの形で排出されたり、ゲップになったり、血液の中に溶け込んで肌から排出されれば体臭になりますし、肺から排出されれば口臭になります。

 

便秘になると、腐敗を起こしてしまう悪玉菌が増殖します。すると、ガスの量が増えます。

 

ガスの量は増えますが、腸管が便によって詰まっていますから、おならの形で排出されるはずのガスが腸管にたまります。

 

ガスがたまって、おなかがポッコリとなってしまう人もいます。すると、ガスで膨らんだ腸がお腹のハリや腹痛の原因になります。

 

妊娠中は、これに加えて子宮が敏感になっていますから、すぐ隣にある腸からの圧迫に、ハリを起こすことがあります。

 

妊娠中は、食生活の変化やつわり、おなかの赤ちゃんの成長による腸管の圧迫などで便秘を起こしやすい時期ではあります。が、ハリも腹痛も苦しいもの。便秘はできるだけ早めに改善しておきたいものです。

 

 

妊婦さんの腹痛、妊娠初期

 

妊娠初期の受診

 

妊婦さんの腹痛は、便秘によるものなのか、ほかの原因によるものなのかを見分ける必要があります。

 

どんな弱い腹痛でも、出血があったらすぐに産婦人科にかかりましょう。

 

検診を受けている病院や産院が出産を扱っているなら、電話は24時間かけることができます。

 

診察に行ったほうがいいのかどうか、聞くこともできます。出欠がなくても、心配があれば電話で聞くのがおすすめです。

 

妊娠初期の心配な腹痛は、子宮外妊娠、流産、胞状奇胎(ほうじょうきたい)、稽留流産(けいりゅうりゅうざん)、便秘などが主な原因です。便秘による腹痛も、意外なほど多いものです。

 

 

妊婦さんの腹痛、安定期

 

妊娠安定期の腹痛

 

赤ちゃんの胎動を感じることもできるようになってくる時期です。出血がある腹痛の時は、絶対に注意が必要です。すぐに受診するくらいの心積もりでいてください。

 

出血がなく、痛みが軽く、赤ちゃんの胎動がしっかりしているようなら、原因は子宮の外にあることが多いようです。

 

この時期は、赤ちゃんの成長に伴って、子宮が大きくなります。大きくなった子宮は、周りの臓器を圧迫します。すると、子宮筋腫などが圧迫されて痛みの原因になることがあります。

 

妊娠中期の心配な腹痛は、切迫早産、子宮筋腫、常位胎盤早期剥離、虫垂炎、卵巣のう腫の破裂、便秘などがあります。

 

妊娠中の腹痛に、自己診断は危険です。治療が早ければ切迫早産などもある程度防ぐことができます。心配な腹痛は、早く産婦人科を受診してください。

 

 

妊婦さんの腹痛、妊娠後期

 

妊娠後期の腹痛

 

妊娠37週を超えると、正期産となります。それまでの期間に生まれてしまうと、早産となります。この時期の腹痛は、早産の前兆であったり、胎盤の早期剥離(そうきはくり)だったりします。

 

また、出産の始まる前兆だったりもします。特にお腹のハリはハリを感じたら、定期的に来るハリかどうかの時間を計ってください。破水があったら、急いで産院に行きましょう。

 

この時期の腹痛やハリは、便秘によるものも意外に多いものです。

 

 

腹痛やハリが起こったら?

 

妊婦さんのお腹の張りについて説明する女医さん

 

まず、出血を確認します。出血があった場合は、できるだけ早く医師に相談してください。

 

出血したから必ず危険な状態だということはありません。が、出血するということは自然なことではありません。用心するに越したことはありません。

 

出血がなければ、まず安静にします。激しく動くことで切迫流産などが起きる可能性もあるからです。

 

痛みやハリがどんどんひどくなるようなら、急いで病院に連れて行ってもらってください。

 

妊娠後期の妊婦さんは、出血がなく、腹痛があったりハリがあったりしたら、どのくらいの間隔でくるのか、時間を見ておきましょう。定期的に来るようなら、早産かもしれません。

 

破水予防のために、ナプキンをあてて、早く産婦人科に行ってください。病院に入院して安静にしておくことで、早産しなくて済むこともあります。

 

安静にしておさまるようなら、少し様子を見ても大丈夫なことが多いようです。が、出血が来たり、少し動くと腹痛とハリがきたり、というときには病院で受診をすることをおすすめします。

 

特に妊娠後期には、おなかのハリが来ることはあります。特に心配する必要はありませんが、用心にこしたことはありません。気になったら産婦人科を受診しましょう。

 

 

大事な症状を見極めるために

 

お腹の張りが腹痛が気になる妊娠中の女性

 

これは便秘のせいかな?と思っているうちに、実は切迫流産の腹痛だったとか、そうした話はよく聞きます。便秘があると、大事な早期症状を逃してしまうことがあるのです。

 

このために、便秘はできるだけ改善しておいた方がトラブルを減少させることにつながります。

 

便秘によるハリや腹痛などの心配がなければ、腹痛は普通のことではない、とすぐ判断ができます。

 

便秘は、生活習慣や食生活によってある程度改善することができます。ガスで膨れてしまった腸が子宮を圧迫するのも、良いことではありません。

 

食物は早く腸を通過させ、快適な腸内環境を作ることで、要らない腹痛を取り除くことができます。

 

妊娠中の腹痛は、対処が遅れると取り返しがつかないことのサインだったりします。

 

そのときに、「便秘かな?」と迷うこともあるでしょう。便秘は予防できますし、解消もできます。善玉菌が元気な、健康な状態の腸にしておいてあげてください。

 

妊娠中のすっきり解消。お試しセットの紹介。

実力派!妊婦さんのスッキリ対策におススメな、お茶・オリゴ糖・乳酸菌ランキングはこちらをクリック!

詳細はコチラ

 

自然性(ママや赤ちゃんへの影響)、人気度、お手軽なお値段、飲みやすさ、継続のしやすさなど、あらゆる角度からチェックして厳選した商品だけをランキングにしました。