妊婦さんの便秘で左腹痛がある場合

 

便秘を放置しておくと、左のお腹の下の方が痛くなったことはありませんか?

 

妊婦さん特有の症状ではなく、どの人にも起こりうる症状ですが、病気が隠れていることもあるようです。左腹の痛みについてまとめてみました。

 

左腹痛のある女性

 

どうして左腹が痛むの?

 

ここでは、便秘由来の左腹の痛みについて説明します。

 

大腸は、お腹の一番外側をぐるりと回って肛門につながります。右から左に向かってぐるりと回っているのですが、左側の骨盤の内側のほうに、S字結腸という部分があります。

 

S字結腸のところをレントゲンなどで見てみると、そこからほぼ90度の角度で大腸が曲がり、体の中心に向かって伸びていくのが分かります。

 

その際、重力に従って下に行きたい便と、少し上に上り坂になっているS字結腸の先の腸のところで「詰まる」という状態が起きます。

 

S字結腸のところは、角度的な問題で大変便が詰まりやすくなっているのです。ほとんどの便秘はS字結腸のところで起きているという説もあります。

 

便秘が解消されようとしているとき、S字結腸のところの便が蠕動運動や下剤によって「動く」という状態になります。

 

便秘をしていてS字結腸のあたりが痛むときは、もうすぐ便秘が解消するのかもしれません。

 

 

S字結腸のトラブル

 

左腹痛にも種類があります。もうすぐ便秘が解消するときと、便秘が原因でガスがたまってしまっていてつらい場合などさまざまです。

 

「下剤を使ったらあっという間に痛みがなくなった」という人は珍しくありません。

 

ところが、左腹の痛みには病気が隠れている場合もあります。妊婦さんは特に、レントゲンもかけられませんので病気が発見されることが遅くなりがちです。

 

左腹の痛みが続いたり、あまりに痛いようなら早く病院へ行ってくださいね。

 

 

左腹痛の起きる可能性のある病気

 

左腹の下が痛い場合の疑われる病気は次の通りです。

 

 

卵巣嚢腫

 

卵巣は両側にありますが、左の卵巣に卵巣嚢腫ができていると大きくなってくる子宮に押されて痛みます。

 

卵巣嚢腫の手術は出産が終るまでできません。エコーで判断することができるので、妊婦健診は必ず受けましょう。

 

 

潰瘍性大腸炎

 

腸壁の内側に潰瘍ができ、炎症が広がってしまう病気です。

 

左腹痛だけが単独の症状として出てくることはなく、血便や下痢、便秘が同時に起きる傾向があるようです。

 

 

虚血性大腸炎

 

大腸の血流が悪化することが原因の病気です。

 

もともと血流が悪化しているところに、さらに便秘による無理ないきみで強い力がかかり、血が遮断されてしまって壊死などが起こる症状です。下血を伴い、痛みもかなり突発的です。

 

 

急性腸炎

 

腸の炎症一般をまとめてこう言います。原因は分からないけれど、腸に炎症が起きている状態です。

 

 

憩室炎(けいしつえん)

 

大腸の外側部分が突出した状態になってしまう炎症です。便秘が原因で起こることがあり、出血(下血)することもあります。

 

 

腸閉塞

 

かなりの痛みとともに、便秘や嘔吐が腹痛と同時に起こります。危険な症状なので、すぐに病院へ行かないといけません。

 

 

虫垂炎

 

盲腸のことです。右下にある人が多いようですが、何人かに一人は左下にある人もいるようです。慢性と急性があり、急性の場合は放っておくと腹膜炎を起こしますので早急に手術が必要です。

 

 

左腹痛が起こった時の対策

 

まず横になって様子を見ましょう。便秘をしている状態だったら、水を少し飲むのもよいです。便秘解消のためにS字結腸が動き始めた証拠かもしれません。

 

長い時間がたっても痛みが引かず、ますますひどくなるようならすぐ受診してください。

 

また、特に頑固な便秘に苦しんでいるわけでもないのに痛かったり、弱い痛みでも2〜3日引かない場合には注意が必要です。こちらも、受診してください。

 

妊婦さんは、「手術ができない」というリスクを抱えています。手術の麻酔、その他が胎児に重大な影響を及ぼしてしまうからです。

 

病気にならないようにすること、なったとしても早く察知することがリスクを侵さないですむことにつながります。

 

妊娠期間は長いようでいて、妊娠に気づいてから8か月ほどしかありません。この期間は、普段の自分と違うんだという気持ちで、早め早めの対処を心がけてください。

 

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