妊婦さんの便秘と、便の量の関係は?

 

疑問女の子

 

便秘って、何日くらい出ていないことだか知っていますか?あまり知られていない、便秘の定義について説明します。

 

回数だけではありません

 

毎日出ている人は便秘ではなくて、3日出ない人は便秘でしょうか?

 

口から食べ物を取り入れると、消化・吸収が済んで排泄されるまで、平均30時間から120時間という長い時間がかかります。

 

90時間の差があるのは、消化しやすいものとしづらいものがあるためです。

 

最大120時間かかるため、実は便秘という症状は、厳密には5日以上便が出ない状態をいうのです。

 

ただ、便秘の程度や原因は、100人いれば100人で異なるといわれています。なので、便秘ははっきり定義づけられていません。

 

何日かに1度しかでなくても、おなかがすっきりした感覚があれば、それは便秘ではありません。

 

逆に、毎日出ていたとしても、便が残っているような感じがあったり、なんだかすっきりせずにお腹が張っている感じがあれば、それは便秘なのです。

 

膨満感(お腹が張っている感じ)、残便感(便がいつまでもおなかの中に残っているすっきりしない感じ)が便秘のバロメーターです。

 

まず、「今日は出た」「今日は出ない」ではなく、自分がすっきりした感覚があるのかないのか、そこに目を向けてみましょう。

 

便秘は、「満足できる排便感がない」状態のことです。

 

 

量も関係ありません

 

うんち

 

理想的な食事と健康な腸なら、栄養分はほとんど消化・吸収されてしまいます。量が少なければ便秘だと思っている人もいますが、便の半量以上は腸内細菌や、腸内細菌の死骸です。

 

腸の中には、善玉菌と呼ばれる、腸の環境を良くして、活発に動くようにしてくれる菌と、悪玉菌と呼ばれる、食物を腐敗させて有害物質を作り出す菌が両方住んでいます。

 

その種類は、100種類、100兆個といわれています。重さにすると、全部で1.5キロくらいあるそうです。

 

便の半量以上が、この腸内細菌だと思うと、実際の排せつ物の量はたいへん少ないことがわかると思います。

 

また、健康な便には100cc位の水分が含まれています。水分によって水増しされている分もあるので、実際の排せつ物の量は思っているより少ないのです。

 

便秘は、満足できる排便感がないことです。量が多くても、残便感や膨満感があれば便秘です。

 

逆に、少なくても、おなかに不快感を感じていないのであれば、それは便秘ではありません。

 

 

 

下痢でも便秘のことがあります

 

下痢をしている女性

 

便秘の反対語は下痢だと思っている方も多いのですが、どちらも同じ便通異常です。

 

下痢には、水分が多過ぎて下痢になる症状と、栄養価が高いものを食べすぎて小腸での吸収がしきれなくて、栄養価が高いままの消化物が大腸に入ってきてしまったときの大腸の反応で下痢になる症状があります。

 

大腸は、限られた栄養素しか吸収できないので栄養価が小腸で吸収されていない消化物がきてしまうと、下痢の症状で外に出すしかないのです。

 

小腸も腸の一部ですから、腸内環境というときは小腸も大腸も含みます。

 

下痢も便秘も、腸の環境があまり良くない状態だから起こる症状だということを知っておいてください。

 

 

排便感の良い便を作るには?

 

すっきりしている家族

 

排便感の良い便とは、

 

  • 残便感がない(するっと出る)
  • 排泄時に痛みがない(腹圧をかけなくても出る)
  • 膨満感がない(悪玉菌による腐敗ガスの発生が少ない)

 

という状態のものです。

 

するっと出るには、腸が良く伸び縮みをする活動(ぜん動運動)が盛んな方がいいのです。

 

ぜん動運動を活発にするためには、腸内を酸性に保っておくことが大切です。

 

乳酸菌に代表される善玉菌は、糖を分解して乳酸を作ります。

 

乳酸は酸性ですので、腸の活動を活発にすることができるのです。

 

ちなみに、悪玉菌は腐敗によって、腸内をアルカリ性に傾けます。

 

腹圧をかけなくてもするっと出る便は、食物繊維が豊富に含まれている便です。

 

食物繊維は、腸内の大掃除をしてくれる不溶性食物繊維と善玉菌のえさとなり、便に含まれることで便のカサを増して、水分量をキープする水溶性食物繊維があります。

 

水分量がキープできると、便が固くなりすぎません。つまり、腸管に詰まりにくい便ができるのです。

 

悪玉菌による腐敗ガスの発生を減らすには、善玉菌を増やすことです。

 

腸内には、善玉菌と悪玉菌のほかに、数が多いほうに味方する日和見菌がいて、この日和見菌が腸内の勢力図を決めています。

 

日和見菌のため、腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスはシーソーゲームになっており、数が少しでも多いほうに腸内勢力が傾くのです。

 

善玉菌を増やすには、善玉菌のえさになるものを摂る方法(オリゴ糖や食物繊維です)と、善玉菌自体を口から摂る(乳酸菌がこの方法に適しています)方法があります。

 

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妊婦さんの便秘について

 

便秘を気にしている女性

 

妊婦さんも、便秘の定義は変わりません。満足のいく排便感なら、4日ほど出なくても便秘ではありません。

 

ところが、妊婦さんは、力を入れると腹圧で出産が早まってしまうのでは、という恐怖があって、我慢しているうちに、便意そのものを喪失してしまう人がいます。

 

臨月ならともかく、初期や安定期の排便の腹圧で陣痛が誘発されるようなことはありません。

 

便意を喪失してしまうと、便秘を治すのはなかなか厄介です。我慢はできるだけしないようにしましょう。

 

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