つわり時期の便秘と対策について

 

早い人では4〜5週から始まる、つわり。ただでさえつらいつわりですが、ダブルパンチで同時に便秘に襲われることが多くあります。

 

つわり

つわり時期の便秘の原因

 

ホルモンの変化

妊娠初期は、お母さんの体が赤ちゃんを流産させまいとして子宮に定着させるのに一生懸命です。流産を防ぎ、きちんと胎児を子宮に定着させるためのホルモンを黄体(おうたい)ホルモンといいます。

 

この黄体ホルモンは、排卵から月経までの時期にも分泌されます。生理前に便秘になりがちな経験を持つ方は多いと思うのですが、この時期の便秘は実は黄体ホルモンの仕業でした。

 

黄体ホルモンは、腸が刺激を受け取る力を弱める働きがあります。腸は、さまざまな神経の刺激を受け取って、蠕動運動(ぜんどううんどう)という伸び縮みの動きによって、便を体の外に押し出します。

 

その神経の刺激を受け取りにくくしてしまうので、黄体ホルモンが活発に出る時期は便秘になりやすいのです。

 

妊娠初期は、黄体ホルモンがとても活発に分泌されます。子宮をできる限り安全に保とうとする体の働きが便秘を作ってしまうのです。

 

 

 

食生活の変化

 

妊婦さんの吐き気とつわり

 

つわりになると、水を飲んでも吐いてしまうくらい食べられない人もいます。

 

そうかと思えば、口の中にものが入っていないと気持ち悪くなってしまう人もいますし、よだれが止まらなくなる人もいます。つわりは本当に千差万別です。

 

腸は、適度にものが中に入っていないと押し出す動きがうまくいきません。

 

胃に物が入ると腸に「動いて!」という指令が飛ぶ、「胃・大腸反射」という神経の働きがあるのですが、胃に物が入らないタイプのつわりでは、この指令がいかないのです。

 

なので、腸が動きにくく、結果として便秘になります。

 

また、食べてばかりのつわりの人は、今までにあまりなかった量が入ってくることにより、今までのペースでは排泄しきれず、腸管に残ってしまうことがあります。残ってしまうと、腸管で「水分の再吸収」ということが行われます。

 

大腸でも水分の吸収が行われるのですが、長い時間大腸の中にいると、水分を吸われすぎて便が固くなってしまいます。固くなった便は、腸管に詰まって便秘になります。

 

食べたいものが変わるという食生活の変化は、今までコンスタントに食べられていた食物繊維が少なくなったりすることがあります。こうした食事の変化などが便秘を作ります。

 

 

つわり時期の便秘の解消法

 

食事による解消(食べられない妊婦さん)

 

食べられない

 

吐きづわりが続いていて、とてもじゃないけれど食べられないという方は、腸に内容物があまり入っていないことによる便秘が多いのです。

 

吐くほどではなく、食べられるけれど小食、という妊婦さんも、腸に内容物が入っていないためというのがほとんどの便秘の原因です。

 

食べられてアイスキャンデーだけだったとか、フルーツだけ、炭酸飲料だけ、という方も多くいます。

 

もちろん、無理に食べると吐いてしまいますから、食べられるものだけ食べるのがこの時期の正解です。

 

そんな中で腸の調子を整えようと思う場合は、顆粒状になっている乳酸菌やオリゴ糖がおすすめです。

 

この時期は、錠剤も喉が拒否することがあります。顆粒状のものは水にも溶けるものが大多数ですから、飲み物に溶かして飲むのが一番です。

 

細かい粒子になっているので、腸に届くのも早く、たとえ吐いてしまったとしても一部は腸に届く可能性が高いといわれています。

 

妊娠中の腸内環境をととのえるオリゴ糖を見てみる。

 

 

食事による解消(食べられる妊婦さん)

 

食欲のある妊婦さん

 

食事が取れる妊婦さんは、以下のような食べ物で善玉菌を増やし、腸の環境をよくすることで、刺激を受けにくい時期の腸も活発に動くことがあります。

 

腸が正常に動いたからといって流産のリスクなどが高まるわけではありませんので、ご安心ください。

 

食物繊維

食物繊維は腸の大掃除をしてくれます。こんにゃくや海草などに含まれている水溶性食物繊維は、善玉菌のえさとなり、善玉菌が増えやすい環境を作ります。水を含むことができるので、便のカサを増し、固くない便にしてくれます。

 

ゴボウなど、スジでイメージしやすい野菜に豊富に含まれているのが、不溶性食物繊維です。腸のヒダの中にたまってしまっている老廃物を取り除き、腸に刺激を与えて活発化させてくれます。

乳酸菌

善玉菌の代表的な腸内細菌です。乳酸を出して腸の中を酸性に保ち、腸の活動を活発化させます。善玉菌のほうが悪玉菌より多い腸は、血行もよく、活発に動くことができます。

オリゴ糖

機能性食品の一つで、果糖が数個結合した形をしています。ヒトの体内には、オリゴ糖を分解する酵素がありません。なので、オリゴ糖は小腸で吸収されることなく大腸に到達します。

 

大腸に到達したオリゴ糖は、乳酸菌のエサになります。良いエサに恵まれると、乳酸菌は順調に増えることができ、腸内環境を良いほうに導きます。

 

オリゴ糖と同じ働きをするものに、果糖とガラクトースという2つの糖質が結びついたラクツロースというものがありますが、オリゴ糖とラクツロースはともに便秘の治療に有効であるということが実証されています。

 

ラクツロースのほうはすでに便秘治療薬として厚生省の認可を受けています。

 

オリゴ糖はスーパーでも買えますが、スーパーなどで売っているオリゴ糖は、純度が低く、十分な効果が望めないことがあります。

 

腸の環境改善を望むなら、純度が高いものを選んだほうがいいでしょう。

 

妊娠中の腸内環境をととのえるオリゴ糖を見てみる。

 

 

薬の使用に関する注意

 

注意点

 

この時期、おなかの赤ちゃんを大事にしたいあまり、薬は絶対ダメ!という妊婦さんもいます。せっかく授かった命ですから、こうした気持ちになるのも当然です。

 

市販薬の使用は絶対におすすめしません。市販薬は、胎児への影響が安全と確認されていないものもあります。自己判断は大変危険ですので、おやめください。

 

もともと、黄体ホルモンの分泌による便秘は、黄体ホルモンが活動を縮小すれば解決します。また、この時期に便秘になっても、おなかの赤ちゃんに悪い影響を与えることはありません。

 

ただ、その便秘が妊婦さんにとってつらい場合、それはストレスになります。ストレスは免疫力も低下させますし、血行も悪くしますので、おなかの赤ちゃんにとっては少しもいいことはありません。

 

つらい方は、妊婦健診の時にでもかかりつけの産婦人科医に相談してください。依存性も低く、赤ちゃんにも危険のない薬を処方してもらえます。

 

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